
ガルバトリックス王の統治するアラゲイジア帝国。
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遥かなる昔、アラゲイジア帝国にはドラゴンライダーと呼ばれる一族がいた。
通常の人間など全く敵わない卓越した武力を誇り、魔法も使え、ドラゴンを自由に操り、ドラゴンの影響により何百年もの長寿を得た彼らは国を守り、人々に平和をもたらしていた。
その時代にあってエルフ族は人々の味方であり、ドワーフ族は人々の友であった。
ある日、田舎町で一人の男の子が生まれた。
鋭い知能と強靭な肉体、素晴らしい才能を持った彼はライダー族に迎えられ、やがて頭角を現すまでとなる。
あるとき、旅に出たさきで非情な怪物アーガルの攻撃を受けた彼は、大切なドラゴンを失うという悲劇に見舞われる。喪失感に苛まれた彼は死をも厭わぬまでになっていたが、仲間の手によってライダー族の居住地に運ばれた。意識を取り戻した彼は新たなドラゴンを欲した。しかし、願いは叶わず、彼はライダー族へ恨みを募らせることとなる。
復讐に駆られた挙句、ライダー族の長老を殺害し追われる身となった彼は、時を経てモーザンという名のライダーを仲間に引き込み、生まれたばかりの黒いドラゴンを盗む手助けをさせた。そして、彼はモーザンに禁じられた魔法の全てを伝授すると、モーザンと共に、出会ったライダーを片っ端から殺していったのだった。
その後、12人のライダーが彼の側に寝返った。
モーザンを含めた13人の<裏切り者たち>と彼は、ついに残るライダー族を全滅させるべく猛攻をかける。エルフ族の抵抗も空しくライダー族は壊滅し、一人残ったライダー族の長も卑劣な手段で殺されてしまう。
彼はアラゲイジア帝国の王におさまった。
名をガルバトリックスという。
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時は流れ。
一人のエルフの女性が護衛のエルフを連れて、周囲を警戒しつつ森を進んでいた。
しかし、突然アーガルたちの攻撃を受け、逃げ切れぬと察した彼女は捕まる寸前、奪われそうになっていた非常に大切なものを魔法によって転送するのだった。
同じ頃、カーヴァホールの西に位置する未開の山岳地帯スパイン。
決して裕福な生活を営んでいるとは言えない、農家で暮らす少年エラゴンは狩りをするため、この山脈に分けいっていた。そんな彼の前に突如、轟音と共に卵状の美しく青い石が出現する。エラゴンは悩んだ末にその石を持って帰るのだった。売って食料を得ようとして。
しかし、石はなかなか売れず、それどころか実はドラゴンの卵だったことが判明する。青いドラゴンが孵ることにより。村の語り部ブロムから話を聞いてドラゴンライダーに憧れをもっていたエラゴンは、村人や、いっしょに住む伯父ギャロウとその息子ローランにも内緒にし、また帝国に知られないようにしてドラゴンを密かに育て始めた。
森に隠したドラゴンはみるみるうちに成長した。それと共にエラゴンはドラゴンと心の中で会話ができるようになっていることに気づくのだった。
ところが、ある日。隣り町へ働きに出かけることになったローランを見送ったエラゴンは、得体の知れない不気味な輩が青い石について嗅ぎまわっていることを知る。慌てて家に戻ろうとするエラゴン。ところが、今やサフィラと名付けられていたドラゴンは、エラゴンの言葉を聞きパニックに陥ると彼を背に乗せ遠くへ飛び立ってしまう。
翌朝、家に戻ったエラゴンを待っていたのは、破壊された家と焼け爛れた伯父の姿だった。
看病のかいもなく伯父は息を引き取り、悲しみに暮れつつもエラゴンは伯父を殺した相手に復讐を誓うと村を飛び出そうとする。そんな彼の前に現れたのが語り部ブロム。サフィラの存在やエラゴンがドラゴンライダーになったことに唯一気づいていたブロムは、エラゴンと共に旅をすると言い放つ。
こうして不承不承同行を許したエラゴンとサフィラは、ブロムを連れて復讐の旅に出るのだった...。
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